インターネット回線について

サザンヒル八事には以下の業者のインターネット用の回線が入っています:

いずれも「光」回線を契約することはできます。しかし、建物の下まで光を配線しても、建物が古いため、建物の中は同軸ケーブルの配線になっています。そのため、下り(Internetから家のPCなどへのデータ送信)はせいぜい300Mbps(Mbpsは1秒あたり100万bitという速度の単位、注意:これは謳い文句であって、実際にはその半分程度)程度です。(家のPCからInternetへのデータ送信を「上り」といいます。一般には下りの半分以下のスピードです。)
通信速度が気になる方は、次のサービスを使ってみると良いでしょう。

ちなみに、筆者の家ではスターキャットを使っており、回線スピードが下り20Mbps程度であったため、Wifiモデムを新しいものに変えたところ、(平日12時で)200Mbpsが測定されました(2023/02/09)。

最近、ホームルータやモバイルルータ(ルータ以外にデータ通信用SIMカードを購入)が宣伝されています。どちらも携帯電話用の電波を使ったインターネット回線サービスで、5Gが使えるようになったため従来に比べて高速を売り物にしています。ただホームルータは家に据え置き、モバイルルータは持ち運び用という違いがあります。また一般にモバイルルータのほうが遅いですし、時間帯によって速度にかなりの変動があります(平日の昼間などは混みます)。
筆者はMINEOのモバイルルータを使っています。1.5Mbpsの固定(ただし平日昼は超低速)で990円/月、10GBまでのデータ容量(1.5Mbpsならパケット放題無料)で1,958円/月などと安価です。ちなみにYouTubeなら1.5Mbpsで十分見られます。
なおホームルータだと家の引き込みの回線に比べてかなり遅いという噂も聞きます。情報をお持ちの方は教えてください。

WiFiについて

大抵のWiFi機器はIEEE802.11n, IEEE802.11g, IEEE802.11a(以下11n,11g, 11a等と略す)などの通信規格が使えます。これらの一番の大きな違いは利用する周波数帯です。11gでは2.4GHz(ギガヘルツ)周波数帯を使用し、11aでは5GHzの周波数帯を使用します。これは54Mbpsの通信速度で低速です。それに対し11nは(2.4GHzと5GHzの両方)300Mbps, 11ac(5GHz)は6.9Gbps、11ax(2.4GHzと5GHzの両方)では9.6Gbpsと高速です。
周波数帯の特徴を書きます。この特徴を考えて、(接続する機器によっては使える規格が限られます。古いものだと11a/11b/11gしか使えないものがあります)使う無線規格を選びましょう。(スターキャットが貸与するWiFiモデムは11a/11g使用)

参考: I-O Data 無線LAN規格の違い